事業内容
- 1
- 脳神経・癌・糖尿病先制医療の普及
- 2
- 脳ドックの充実
- 3
- 地域運動療法・健康食の普及活動
- 4
- 地域住民 Biobank-data baseの構築
Vision 全ての地域住民が健康に暮らせる社会を創造する
Mission 予防医療・先制医療を通じて、病院を受診する人、受診しない人を含めて、健康を増進するための最新の科学に基づいた生き方を指導する
Goal 地域医療の実態を把握し、癌死亡、認知症、脳卒中、Frailの発症率を20%減ずる
高齢者健康医学センター長 森田 明夫
この度、寺岡記念病院 高齢者健康医学センター:素戔嗚プロジェクトのプロジェクトリーダー及び脳神経外科顧問に就任した森田明夫と申します。これまでは大学病院や市中病院、米国の大学などで脳神経外科の臨床・教育・研究に従事してきました。寺岡記念病院にも1984年及び1997年に勤務したことがありその後も月1回外来に来ておりました。新市は第二の故郷のような感覚を持っています。私の医師としてのこれまではhomepageに掲載していますので、ご興味があればご覧ください。(森田明夫のやってきたこと) さて脳の領域でも、全身の癌や糖尿病などの領域でも、早期診断・早期治療 いわゆる先制医療・予防医療という手段が最良の結果を生むことは多くの科学的検証で明らかになっています。特に超高齢社会を迎える日本そして本地域では認知症やフレイル(足腰や精神が弱くなること)などへの対応が喫緊の課題です。 すでに寺岡記念病院でもドックやリハビリ、介護などの医療を充実させておりますが、今後さらにその機能を向上させていくこと、さらに地域にお住まいの方々が健康に過ごせるようなセミナーや運動の指導、歩行プログラム、発声プログラムを企画してまいりたいと思います。脳ドック学会や人間ドック学会、日本認知症学会、脳神経外科認知症学会などとも連携して、最新の科学に基づくプログラムを実施してゆく計画です。 また合わせて病院にいらっしゃらない方々でもご協力いただける場合には、食生活や運動週間などの調査収集、血液や唾液・便などのバイオバンクの構築をさせていただき、5年後、10年後の予後を調査して、皆様ご本人やご子孫の今後の健康維持にはどうしたら良いのか、さらに早期の対策はないかなどの施策を検証して行きたいと思っております。 また本プロジェクトは寺岡記念病院だけではなく近隣の医療機関とも密に連携して進めて行こうと考えております。 ぜひ皆様の本プロジェクトへのご参加をお願いします。またどのような健康相談、病気に関するご相談でもお受けいたしますので、下記の連絡先までご連絡ください。 |
寺岡記念病院
高齢者健康学センター;センター長 素戔嗚プロジェクト プロジェクトリーダー 脳神経外科顧問 森田明夫 |
◎ご連絡先 一般の方はこちら→ 0847-52-3140(患者サポート窓口まで) 医療関係者はこちら→ 0847-40-3656(地域医療連携室直通) |
1982年 | 東京大学医学部医学科卒業 東京大学医学部脳神経外科にて研修問始 |
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1989年 | Mayo Clinic 脳神経外科レジデント |
1996年 | 同Chief resident |
1997年 | George Washington大学脳神経外科 Assistant professor |
1998年 | 東京大学医学部脳神経外科講師 |
2002年 | 同助教授 |
2006年 | NTT東日本関東病院 脳神経外科外科部長 東京医療保健大学教授 |
2013年 | 日本医科大学脳神経外科大学院教授 |
2019年 | 日本医科大学大学院医学研究科長 |
2023年 | 日本医科大学脳神経外科学 名誉教授 寺岡記念病院付属高齢者健康医学センター長 →センター長の個人ホームページはこちら |
2024年2月28日から毎週水曜日、木曜日の朝8時30分頃からエフエムふくやまの番組内にて『脳を元気に!』というタイトルで放送されています。
脳のあれこれ、特に高齢者が注意すべき脳の病気、どうしたら脳の病気を予防し治療できるか、などをお話しています。
第1回:2月28日(水)放送
『脳って何をしているところ。脳の病気について。高齢者の脳の病気』
第2回:2月29日(木)放送
『認知症・脳卒中・フレイルとその予防』
第3回:3月6日(水)放送
『運動の大切さ』
第4回:3月7日(木)放送
『食事と脳』
第7回:3月27日(水)放送
『出血』
第8回:3月27日(水)放送
『FRAIL』